違和感を大事にする
大事にしている事のひとつとして、「違和感を大事にする」というのがある。ちょっとそれについて書いておこうと思う。
日々色んな仕事をしている中で、色んなタイミングで何かを感じる事がある。
- 仕様を確認しているとき
- コードを書いているとき
- プルリクエストのレビューのとき
- デザインを見ているとき
- メンバーとの会話
- 採用活動
…
良いものもあればそうでないものもある。どこか心当たりはないだろうか?
今回はそれに気付き、大事にしようという話。
違和感を大事にする
ここでいう違和感は、何かしらに対して"気になった"というものを指している。
目に留まったとか、スッと読めなかったとか、ただなんとなくというのもある。違和感はいろんな形で感じる。
先ほどのものを元にしてみると、例えばこんな感じになる。
- 仕様の確認をしているなかで、AとBが食い違っている"ような気がする"。
- プルリクエストをレビューしていて、スッと理解できない。別の実装と食い違う"ような気がする"。
- メンバーと話すなかで、いつもより声のトーンが低い、笑顔が少ない"ような気がする"。
そう、多くの場合はっきり断定できず「~のような気がする」という状態になる。これがひとつサインかもしれない。
違和感を感じたときは思い切って掘る
こんな感じで違和感を感じたときどうするか。
気にしない、無かったことにするというような選択肢をとって遠ざけてるかもしれない。
しかし、大抵後々何か起きるとか、後を引いてしまう。
こういう時は、素直に掘ってしまえばいいと考えている。
掘った結果何もなければ、安心が出来る。
相手に対しても、「なんとなく気になったから聞いてみたんだよね」これだけでいい。
もし何かあれば早くキャッチアップして、未然にシステム障害を事前に防いだり、相手を元気付けるとか、解決出来なくても緩和させるとかそういった手がとれる。
気のせいだと流してしまって、後に何か起こる事も何度も経験してきた。
勿論全ての事象においてそうできるといいのだけど、なかなかそうもいかない。人は避けてしまうし、何より気を張りすぎて疲れるので。
もしこれを複数人で出来るとどうだろうか?1人だと気付けなかったり流してしまうこともあるだろうけど、複数人であたればよりカバー範囲は広がるかもしれない。
ダブルチェックの罠みたく、流してしまいやすくなるかもしれないが、それはまた次の話。
ひとまず気付いて話せるようになるところから。
エンジニアリングマネージャーになってから読んで助けられた本

この記事はファンタラクティブ2024年アドベントカレンダー 12月6日の記事です
昨年末にエンジニアリングマネージャーになり、何かを感じては記事を漁ったり、VPoEと相談したり、本を読む1年でした。 折角なのでブクログというサービスで、読書記録を取ることを再開しました。折角なので僕のユーザーページのリンクを置いておきます。

ブクログでは1年間にどのくらい読んだのか、本棚に入れたのかを出してくれます。 毎月1冊は読もうと思っていたのですが、途中からなかなか時間を取ることができず今年の後半は減っていってしまいました…。もう少し時間を作りたい。
さて、この1年は特にピープルマネジメントを始めて色んなことに悩んだ年でした。その時に読んだ本について、少し書いておこうと思います。
河合隼雄のカウンセリング入門:実技指導をとおして

心理学者の河合隼雄先生とカウンセラーによる質問会の内容を本にした1冊。カウンセラーな方が持ち込む相談ごとをじっくり整理していく様子が書かれています。双方の反応が細かく書かれているのがまた良くて、質問会の空気感がよく分かります。
相談の中身はなかなかリアルな内容で、ちょっと考えてみるにはなかなか難しい内容なのですが、自分ならどうするのかを考えつつ読んでみるとなかなか面白かったです。
この本はメンバーとの1on1を始めて少し経った頃、1on1がどうにも聞いているだけのように感じ、VPoEに「もう少し上手く聞いたり深ぼったりしながらその先の話に進むために何かないだろうか」と相談したことをきっかけに読みました。相槌の仕方やリフレーミングなど上手くきいたり整理していく方法についてヒントを得たような気がします。
また、こちらが「何かをしてやろうとか」とか「解決してやろう」と考えてやらない方がいいというのもハッとした内容でした。(これは本の内容じゃなく、読んだ後のVPoEとの感想戦で出てきた話だったかもしれません)
エンジニアリングが好きな私たちのための エンジニアリングマネジャー入門

昨年読んだエンジニアリングマネージャーのしごとに続き、今年も色々と手探りで、エンジニアリングマネージャーやマネジメントの入門に関連した書籍を何冊かつまみ食いした年でした。無限に入門したし、無限に入門しています。それくらい、いつまで経ってもどれだけやっても難しいもののように想像しています。
この本は発売当初、Xでも話題だったように記憶していて、諸先輩方がいい本と言っていたように思います。
価値観とは何なのかみたいな話から始まり、マネージャーとして関わる相手は勿論、自分自身や企業、チームなどいろんな対象に対して整理され、色々あるけれどやはりそれぞれの価値観を尊重して進めていくというのが一番上手くいくというような話がありました。 「やりたいことをやっていく」というのがやはり伸びると思うのでとても共感です。
また、ここから”マネージャー”としてどういったアプローチをすると良いのか、できるのかについて考えていくページがやってきますが、ここもなかなか興味深いです。
既に頭から抜け落ちてきているなと思うので、また読み返したい本です。
リーダーの作法 ささいなことをていねいに

オライリーからこういう本も出ているのかと思って以前買った本で、とても多くのトピックで色んなエッセンスがまとめられています。なので丁寧な説明があって解説があってというような本ではないです。
ただ、サッと手に取って読むにはとても良い薄さで、作業場所の近くに置いています。
なかでも今年は「違和感」を大事にする年で、5章の虫の知らせはたまに関連するなと思って読んでいました。
以上が今年助けられたなと思った本でした。本の内容が特効薬になるわけではないのですが、何かヒントを得られたり、取っ掛かりになることもあるので毎度感謝しています。
また、この記事を書くにあたって読書メモや実際に貼られて付箋のページを読み返しました。今読んでみても大事だなと思うし、なかなか興味深い話が書いてあったりするので付箋の体験っていいなと改めて感じました。
次回は週明け12/9。社内でのコミットは勿論、OSSへのコミットも楽しんでいるエンジニア吉野さんです!
EMになって1年を振り返る
2023年にエンジニアリングマネージャー(以下EM)になり)、そろそろ1年が経つ。
なんだかあっという間だったけど、どんな事をやったのか、どんな事をやっているのかをちょっと書いてみる。
やったこと
やったことをとりあえず思い出せる範囲でつらつらと書いてみる。
メンバーとの1on1を開始した
一部メンバーとの1on1をやり始めた。エンジニアメンバーもなかなか多いため、VPoEが全員みていた状況から一部メンバーを引き受けることにした。6人から始めたが、ダンバー数みたいなものを意識していたのかもしれない。メンバーはなんらかの形で話すことの多かったメンバーにしたような気がする。
ただ、マネージャーとして喋るとなると少し感覚が違う。 相手になって考えると、1on1となるとかしこまりかねないだろうし、相手がマネージャーともなるとどこか身構えるのかなとよく考えていた。今思うと自分の方がビビっていた気がする。その結果、最初の方は「えっと、最近どう?」って聞いて笑われていた気がする。
最初の数ヶ月はどのメンバーともぎこちない雰囲気でやり取りをしていたような気がする。なかなか苦しい日々だったように思う。この頃は「難しい」が口癖だった。
いわゆるラポール形成ができて一部のメンバーとそれっぽい会話ができるようになったのは、1on1を始めてから半年くらいが経過してからだったように思う。この期間は人(相手)によるなと感じているんだけど、だからこそ悩ましい。ただ"そういうもの"のようなので、今ではあまり気にしないようにしている。その状態までいかなくてもなんとなく読み取れるものはあるし、焦ってアプローチしても上手くいかないので。
1on1を繰り返す中でいい感じに会話できたのではないかという回もあれば、そうでない回もある。多分そうでない回の方が多い。
先月調子の良かったメンバーが翌月何かしら問題を抱えていたりして、人間はとってもナマモノだなというのをとても感じていた。ここが難しさでありどこか面白さかなと思う。
上手くいっていないメンバーにどう接するかが難しいけど、緩和できそうな方法を知っている場合はティーチングしてしまったり、わからないからひたすら話を聞くだけor分からんから一緒に考えようというアプローチになった。それでも答えは出ないのでVPoEに駆け込み寺したり、紹介された本を始め、ひたすら本を読み漁った。(どんな本を読んだのかは、また別途書いてみようと思う。) まだまだ気づきを与えるようなアプローチは難しいなと思う。
採用活動も新しい試みを始めた
サービスの整理をしたのを皮切りに、VPoEと採用周りの整理や見直しを実施した。
- ASTの検討と導入
- 採用フローの見直し
- 採用媒体の募集内容の見直し
- スカウトを開始
- 採用ピッチの更新
今思うと色々やったなと思う。
ありがたいことに面談・面接の機会はぐっと増えたし、実際に入社する人も増えた。
また、応募があった際のアクションも取りやすくなってとても良かったように思う。 VPoEサマサマである。
社内整備を実施
社内ではGitHubは勿論、FirebaseやSentry、headless CMS類などいくつかのサービスを利用していた。そもそも何を使っていて、更にそれを誰が触れるのかも不明確な状態があったり、アカウント管理は代表がほぼ1人でやっていたので今思うとそりゃ管理できないよねと思う。
権限委譲してもらい、VPoEとテックリード(以下TL)とで整備していった。
整備した内容は、一部Zennで公開している。
GitHubもAWSも普段触らない箇所、触らないサービスを触ることになるのでひたすら手探りだった。
ただ、なかなかできる体験でもないのでとてもいい経験になったように思う。
整備するうえで、ただ整備するだけじゃなくNotionでドキュメントに残すということを徹底的にやり、第三者が閲覧・改定できるようにした。
これによって知識を渡せるようにしたり、引き継げるようになったのはとても良かった。
TLの彼がとてもいい手順書を作ってくれるので、お互い作ったドキュメントや手順書はなぞって良くしていく流れが出来てとても良かった。
やっていること
まだまだ技術を知っておいた方が良いよねという事からプレイングをしながら、引き続きピープルマネジメントもしている。
おかげでメンバーと技術的な相談をしたり・されたりする関係を作れている。なかなか大変ではあるけど、これはこれで良いかなと思えている。
加えて最近はアサイン管理もやり始めた。
これがなかなか難しい。あまり数字を見てのパズルにはしたくなくて、ミスキャスティングをなるべく防ぎながら、相性やスキル感を考えてのアサインを心がけている。しかしなかなかそう上手くいかない事も少なくはなくどこか苦しんでいる。
ここは考え方を変えたり、もう少し信じた方が良いのかもしれない。
1on1については新メンバーが増えたり、やってみたいということから今では8人ほどと1on1をやっている。 最初よりはなんとなく勘所が掴めてきたのかなとは思うけど、まだまだ難しさを感じながらやっている。時たま相手の気付きや成長に立ち合うシーンがあったりしてここが楽しい。もう少しいいサポートが出来たらなと思う。
今後について
マネージャーなメンバーが増えたり体制が変わったりで、動くべきところ・やるべきことが増えてきたのを感じている。 なかなか大変なんだけど仲間も増えたので、上手く頼っていく、巻き込んでいく、委譲していくというのが直近のテーマになりそう。
エンジニアリングマネージャーになる前となった後の話
今月で今の会社に入社して2年が経ちました。
そして2ヶ月前、Engineering Managerになりました。 なったよという話は、会社でインタビューを受けて記事になっているので、そちらも是非読んでみてください。
人を元気づけ、背中を押したい。エンジニアリングマネージャーへの「挑戦」 - note
この記事では、EMになる前にやっていたこと、なってからやっていることについて書いてみようと思います。
この記事は、Engineering Managerアドベントカレンダーの9日目です。
EMになる前
当社はフルリモートを採用している会社で、僕自身大阪に住みながら東京の会社で仕事をしています。 日本全国様々なところにメンバーが居て、今年は海外在住のメンバーも増えました。
そんな全国に散らばるメンバーと仕事をするので時には相手の状況が分かりづらかったりもするもので。最初のうちは少し苦労しました。
全てのが人がというわけではないのですが、どうにも分かりづらさを感じ、とりあえず自分から状況の発信をしていくことにしました。Slackのtimesに今やっている内容や思考を垂れ流してみたり、逆に他人のtimesにコメントを書いたり励ましやねぎらいのスタンプを押しに行ったり、Gatherというバーチャルオフィスに入り浸って入ってきた人とコミュニケーションを取ったりしていました。
そのおかげか、少しずつ「ありがたい」という声をもらったり、「とりあえずGatherに行けば小西が居て相談できる、壁打ちができる」みたいな状況を作っていけました。
主にエンジニアを対象とした社内施策「Mob.*」の立ち上げ
全員がtimesを上手く活用していたり、Gatherで会話をしているというわけではないので、状況が分かりづらい人ももちろんいます。 当時エンジニアにはマネージャーが居なかったので、状況を拾うことも出来ずただただ1人苦しんでいたという状況のメンバーもいたかもしれません。また、何か知見を得ているけれど、1人の中に閉じてしまっていてチームとして勿体ない状況というのもあったと思います。 この状況を緩和したかったのと、僕自身がより他のメンバー、特にエンジニアと仲良くなりたいという所から、社内施策として「Mob.」というものを立ち上げました。 モブプログラミングのモブと「`.`」の何かしらを繋げた名前で、みんなで集まってワイワイなんかやろうという施策です。 最初の方はVSCodeの推しExtensionを紹介したり、Next.js13がリリースされた頃だったのでリリースノートを読み合わせたりしていました。
今では他のメンバーも巻き込んで運営しながら、より運用コストを下げて継続性を高めるため形を変えて実施しています。 Notionのドキュメントに各々やっている案件で最近やったこと、その中で何か得たこと、辛いこと・悩みを書いておいて会の中で共有し、他のメンバーが質問やアドバイスをしたりしています。これだけだとおカタい感じになってしまうのは容易に想像できたので、フォーマットの最後に「今週のxxx」という項目を追加しました。 最近ハマっている事、気になっている事を書いてもらいたいという意図が有りましたが、会を重ねる毎にメンバーの色んなパーソナリティが見えメンバーがお互いの意外な一面を知れる良い項目になりました。
- 気になっている技術
- 最近作って美味しかったパスタ
- 最近買ってみたガジェット
- ハマってる音楽
- この映画よかったから退勤したらすぐ見に行け!
などなど。
僕自身この項目が気になって毎週参加しているところがあります。
色々と情報収集をした
弊社では少なくとも毎月1回、メンバーとマネージャーとで1on1をしています。エンジニアは僕が入社するより前から繋がりがあった外部のEMの方に業務委託として入っていただき、その方と1on1をしていました。
1年くらい前に別のマネージャーや代表に「EMやらない?」と誘われた事をキッカケに、EMの方との1on1でもその相談をしはじめました。楽しさも辛さも聞きながら、やるのか、やれるのか、タイミングとして今なのかみたいな葛藤なんかも色々と。毎度色んな事で盛り上がって当初設定していた時間で終わった回があったのかは怪しいくらいです。とてもありがたかったです。
デザイナーのマネージャーともたまに話していて、どんな風にチームやメンバーを見ているか、接しているか、何を気をつけているなど聞いていました。
また、自分で見つけたり、進められたりして書籍もいくつか漁っていました。
個人的にこの2冊は読み終えた今でもいいなと思っています。
どちらも得られるものが多かった本で、デスクからアクセスし易い位置に置いてあります。
更に、仕事終わりに買い物に行くタイミングでは、よくEM.fmやfuroshiki.fmなどPodcastを聞いていました。既にマネージャー職で働いている人が喋ってたりするのでためになる話も多かったです。
EMを始めてから
今年の10月からEMのタイトルを受け、これまでのフロントエンドエンジニアとしての業務に加え、そちらの業務も始めました。 特に人と向き合うピープルマネジメントの部分を軸に必要に応じて他の所も動いています。
同じタイミングで、業務委託で入っていただいていたEMの方により加わっていただけるようになり、引き続き色々と相談しながら進めています。
エンジニアチームの現状確認と基盤整備
最初はエンジニアチームの基盤整備から始めました。
使える社内制度の整理やその周知であったり、プロジェクトでの利用サービスの確認やアカウント周りの整備など。 組織規模がまだそこまで大きくないということもあり、権限については代表に集まっていましたが適宜委譲してもらい整備していきました。
おかげで、自分が依頼を受けてやっていた部分が委譲できたり、メンバーが動きやすくなったように感じています。
EMになる前は、少し半端に権限を貰っていた気がしていて、どこかもどかしいシーンもありましたが、より権限を貰いやすくなったと思うので、アクションを起こしやすくなったなと思っています。
採用活動により注力
EMになる前からエンジニアの採用には加わっており、全体の調整をしたり、カジュアル面談にも出ていました。
組織が拡大フェーズに入っているのもあり、EMになってからは採用により注力しています。
JDや採用媒体を見直し、これまでは応募に対して待ちの姿勢だったのですが、候補者になりえそうな方にアプローチをし始めています。 ありがたいことに以前と比べてカジュアル面談の頻度も増え、合わせて「いい会社ですね」と言ってもらえる事が増えてきました。
もちろん入社までいってほしいというのは前提ですが、仮に選考に進んで貰えなかったり選考でだめだったとしても、弊社を知ってもらえたり理解をより深めてもらえたなら良しという気持ちで取り組んでいるため、ポジティブな反応が増えてくるのは純粋に嬉しいなと思っています。
一部メンバーとの1on1を開始
社内のメンバー全員と1on1をしていきたい気持ちはもちろん有るのですが、もう1人のEMの方と相談のうえ、まずは少し絞って注力していこうとなり今はエンジニア全体の半分くらいのメンバーと話しています。
これまでプロジェクトで関わりがあったメンバーや、僕がアサインされていたプロジェクトに入れ替わりで入って貰ったメンバーが対象です。今までちゃんと話せていなかったメンバーもいるので、あらためてお互いを知る、より仲良くなる事を念頭に置いて話しています。
人によってちゃんと話せる人もいればそうでない事もあるので、メンバーそれぞれと向き合う事の難しさを感じています。 最近は話していく中で相手の納得のいくアクションの案を出せたり、相談を打ち明けてくれる事があったのが嬉しかったです。 こういう達成感を少しずつ増やしていけたらと思っています。
ただ、まだまだ答えを出してしまう事が多いので、今後はもう少し違ったアプローチ、例えば「本人に気付きを与える」コミュニケーションをしていくというのはちょっと考えてやってみたいなと思っています。
今後
今回はEMになる前に何をしていたのか、なってからは何をやっているのかを書いてみました。
最近はやり始めたところというのもあり特に採用に比重を置きがちなので、今後は既存メンバーと向き合う時間とのバランスを考えたり、自分がEMとして何をやるのかやるべきなのかを考える時間はちゃんと作って適宜動いていきたいなと考えています。
まだまだ不安も多いですが、先人の話を聞いていると悩みは尽きなさそうなので、この不安とも上手く付き合っていこうと思っています。
だらだらと書いてしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
はじめてディズニーに行った
半年ほど前に彼女がディズニーに行こう!と誘ってきて、いいかもと思ったので計画を立てていたんだけど、ついにその日を迎えてディズニーに行ってきた。 正確には中学校の修学旅行で行ってるので2回目なんだけど、前すぎて殆ど覚えていないので1回目はノーカン。 その状態で行ってみて色々感じたことを折角なので書いておく。
3連休に大事をとって有給+1にし、移動日含め計4日でディズニーランドとシーに行ってきた。
ディズニーランド
1日目はディズニーランドへ。連休中日というのもあってか朝はすごい人数だった。荷物検査で長蛇の列ができていてまずなかなか入れない。アトラクションはここから始まっていた。
荷物検査やチケットのチェックが終わると、パーク内に入った事になるので、急いでパスを取る戦いに挑んだ。はずだったんだけど、ちょっと遅かったみたいで全部終わっていた。そんなことある!?と思って驚いたけど、ガチ勢が6時から並んでることもあるみたいな話を聞いて色々悟った。
アトラクションを待ちながら作り込みに感動した
シンデレラ城を遠目に眺めたりしながら西に進み、最初はジャングルクルーズに乗った。 ジャングルクルーズといえば、個人的にこれ。
おうちごっこっていう親子で動画をあげているチャンネルのショート動画の1つ。お父さんが楽しい。
列を待っている間、キョロキョロ周りを見ていたんだけど、建物の作り込みがすごい。 木材の感じであったり、金属部分の塗り方であったり。細かいところまで妥協が無いというかすごくしっかりしている。 ここから先、どこに行ってもそうなんだけど、そのエリアであったりアトラクションの世界観の作り込みがすごくて驚いた。
ゴミ箱と消化器も溶け込んでいる
なんとなく面白がって見ていたのが、色んなところに設置されているゴミ箱と消化器。ゴミ箱は同じ形なんだけど、色や模様がその場所に合わせて変えられていて、ペットボトルと燃えるゴミが必ずセットで居て、キャストさんが定期的に見に来る。消化器というかその入れ物は、赤にして目立つようにした方がいいと思うんだけど、雰囲気作りの方を大切にして、その場に溶け込むように色を合わせたり、箱を木箱にしたりと色んな工夫がされていた。溶け込ませる代わりに、キャストさんがしっかり場所を把握しているらしい。
ショップのキャストさんも見ていて楽しい
廻っていく中で、いくつかショップにも立ち寄った。
色んなグッズも勿論良いんだけど、ショップのキャストさんもめちゃくちゃいいなと思った。
レジの所にいる人は待ってる間もすごくニコニコしていて、手を振ったりしているんだけど、振り方も音楽に合わせてノリノリで振ったりその途中で声掛けをしてたりする。ぬいぐるみを売っている所では、ぬいぐるみで手を振ったりしていた。あれは販促反則だと思う。可愛すぎた。
また、レジで会計を終えた後は「またのお越しを~」みたいな声かけじゃなくて、「よい一日を!」とか「よい旅を!」みたいな楽しんでねっていう気持ちで送り出す言葉をかけてくれるのも細かい。
お誕生日ステッカー
今回彼女が誕生日が近いってことで、忙しくなさそうなキャストさんにバースデーステッカーを描いてもらった。 とても字が綺麗で絵も可愛い。外にいるキャストさんはノートの上なんかで描いてくれる。でもきれい。 一生かかってもキャストさんには成れないと思った。
レジのキャストさんは大体誕生日ステッカーに気づいてくれる。 おめでとうございます!って祝ってくれるし、レシートにHappy Birthday 0円って入れてくれる。非課税表示もある細かい。
どこ行っても祝ってくれるので普通に嬉しい。 中には私も書いていいですか?ってもう一枚ステッカーを描いてくれる人もいた。
描いてもらってると人が集まってくる。みんな描いてくれる人を探してる。
ドナルドは"さん"付けすることにした
色んなキャラクターが居るんだけど、ドナルドさんが結構好き。ビジュアル的に。
なので彼女にお願いしてドナルドさんに会いにいった。グリーティング(挨拶)っていうらしい。ゆったりボートを漕いでそうな服装のドナルドさんだった。
どのくらい見えてるのかわからないけど、彼女の誕生日ステッカーに開始1秒で気づいてくれた。
気付いた瞬間にステッカーに指差して、そうだよね!?っていう反応を見せた後、こっちにもそうだよね!?って顔して訴えた後、一緒にお祝いしよう!と誘ってくれたので一緒にお祝いした。また、グリーティングのルーティンだと思うんだけど、写真を撮るってなったらすぐさまポーズを誘ってくれて、同じポーズ取ったら上手い!って褒めてくれた。
でもほんとにすごいのはこれだけ色々やってるにも関わらず、一緒に居るキャストさんが少し補助で喋るくらいで、ドナルドさんは一言も喋らない。でも動きだけでそう言ってるように受け取れるくらいに動きの表現力がすごい。
色々すごすぎて、"ドナルドさん"って呼ぶことにした。
アトラクションもかなり楽しめる
ディズニーランドはアトラクションがかなり多いように感じた。また、それぞれが割りと近くにあり、上手く計画を練ればそこまで移動しなくても何かしらで楽しめる。アプリから各アトラクションの待ち時間を確認できるので、今はまだやめとこうとか今がチャンスなので行こうとか色々考えながら楽しむこともできる。
個人的に、プーさんのハニーハントやイッツ・ア・スモールワールドは世界観が良くて楽しめた。 ビッグサンダーマウンテンやスペースマウンテンみたいな絶叫系コースターにも乗れた。どうなんだろうと思ってたんだけど、彼女にちょっとずつテストされて徐々にレベルを上げられた。
スペースマウンテンは長く待った甲斐のある内容だった。 宇宙なので基本暗い。その暗い中、結構な速度で走り回り、その過程で左右に振られる。尋常じゃないくらい振られて回される。いわゆるGがキツいという状態になるので、何かしらそういう訓練を受けているんじゃないかという気持ちになる。 恐ろしいのが、この状態が結構長い。長いし振り回されるしでちょっとした恐怖を覚える。後ろの女の子二人は、乗りながら懺悔を始めてしまった。 スペースマウンテンは多分ランドの中で一番試されるアトラクションだと思う。
ディズニーシー
2日目はディズニーシーに行った。連休最終日というところもあってか少し人は少なくすんなり入れた。
ミラコスタのある建物を通過すると、ベネチアのような風景が広がっていて、奥にセンターオブジアースのある山が広がる場所に出る。夜になるとショーが行われる場所。昼間もすごく景色が良くて、ひたすら写真を撮っていた。
ランドと比べるとアトラクションは少ないけどゆったり見て回れる
一部開発されてるらしく今後エリアが増えるとかって話を聞いたんだけど、現状ランドよりもアトラクションは少なめ。
エリアもちょっとゆったり目に作られているように感じた。 おかげで移動はちょっと大変なんだけど、どこも景色が良い。色んな所で写真を撮れるし撮りたくなるので撮りまくっていた。 ランドでも結構撮ったように思っていたけど、今見るとシーの方が2倍以上撮っている。それだけ景色が良い。
ジャンボリミッキーに遭遇した
シーはノープランだったので、ショップと写真を中心にフラフラしていた所、偶然にもジャンボリミッキーの会場にたどり着き、見ることができた。
身のこなしの軽いお兄さん・お姉さんと、ミッキー、ミニー、チップとデールでジャンボリミッキーを踊るという内容。
お兄さんのテンションが高く、変顔を始めるので、彼女が「宮野真守に見えてきた」「宮野真守にしか見えない」と連呼していた。あの変顔は宮野真守に失礼かもしれない。
最初に練習させてくれるのもあって、割と楽しくそれっぽく踊れた。初見だけどそれっぽく踊れて楽しめるのはとても体験として良い。
ダッフィーとかとかエリア
そこから歩くとダッフィーやシェリーメイ、名前が分からないんだけどその友達のエリアに着いた。
ちょっと町並みも雰囲気が変わって可愛い雰囲気になった。 そこに居る人も多くが推しのカチューシャをつけていたり、大きめのぬいぐるみを持っていたりして、何も付けていない・持っていない事に何故か焦りを感じた。
彼女がシェリーメイ推しなので大興奮で練り歩いた。
確かに可愛い。
再びドナルドさんに会いに来た
ポートディスカバリーの辺りをざーっと抜け、遺跡なエリアへ。
ミッキーやミニー、ドナルドさんがグリーティングをしていて、着いたタイミングだとミッキーの待ち時間がダントツ長く、次がミニーじゃなくドナルドさんだった。
彼女が面白がって2日目のドナルドさんに並んだ。こっちは探検家ドナルドさん。 途中ミッキー、ミニー、ドナルドさんがそれぞれ奥へ消えていく時間があった。休憩。さすがに何分何時間もグリーティングしてると疲れるよね。
我々の番が来たとき、またもドナルドさんは即彼女の誕生日ステッカーを見つけた。ドナルドさんは目の付け所がすごい。お姉さんがこっそり連絡している気がしなくもないんだけど、ドナルドさんがよく見ているのだと思う。きっと。
その後は前日と同じくドナルドさんと一緒に彼女のお祝いをして、ポーズを取った。相変わらず喋ってないのに喋っているかのようにわかってしまう。流石だよドナルドさん。
色んなエリアを練り歩くなか手を洗うことを通じて提供について考えた
シンドバッドのエリアやリトルマーメイドのエリアなど、色んな所を歩き回った。結構足にくる。
センターオブジアースがあるエリアに向かう途中。 滝が流れている谷間に差し掛かり、少し人が溜まっている場所があったので寄ってみた。
花王さん提供の手を洗える場所で、手を洗う際にハンドソープ側を押すとハンドソープがミッキーの形に出てくる。
言ってみればこれだけなんだけど、他のアトラクションなんかに比べてすごく省エネなんだけど、人々が感動し手を洗う。ハンドソープが出てきた瞬間に本人は勿論横で見ていた人も歓声をあげるし、それを聞いた人が集まってきてという流れがある程度ループする。 小さなエリアで感動を提供できて、企業としては自社らしいことを多分そこまでコストを掛けずにできている。すごい。
こんなことばっかやってるので彼女に怒られた。
この後、無事センターオブジアースでヒヤッとさせられたのでした。
ソアリンが予想の10倍すごかった
彼女が既に何度か乗ってたんだけど、これだけは絶対に乗らないといけないということで、入園時にパスを買っていた。
空からの色んな景色が見れてすごくきれいで感動した!みたいな感想だったので、正直ふーんと思ってたし、なんでそんなに待ち時間が長いのか分からなかったんだけど、乗ってみたら分かった。
正直このアトラクションについては百聞は一見に如かずという内容で、たしかにあの感想になるのも分かる。
アトラクションとして、飛行機に乗って色んな空を飛んでみるような内容なんだけど、プロジェクターで映している映像がかなり現実の解像度に近い綺麗さで迫力もすごい。また、席の効果もあり文字通り没入感がすごい。正直今まで見ていた4DXってなんだったんだろうと思わずにはいれなかった。もうあれで映画見れない。
終わった後の爽快感もすごいのでぜひ乗ってほしいアトラクションだなと思った。
念願のタートルトーク
ディズニーって正直そこまで色々知らなかったんだけど、タートル・トークだけは自主的に色々見ていて知っていた。
ウミガメのクラッシュに質問したり、されたりする内容。クラッシュにいじられる人が出てきたり、鋭い質問にクラッシュがとても上手く返すという回が発生する。
参加したいけど当てられたくないと思っていたんだけど、遅い時間にもかかわらず多くの子供達が参加していて、なかなかのネタを持ち合わせた大人たちが参加していて楽しめた。
すぐ近くの人があてられた時はヒヤッとしたけど、終始楽しい空間を作っていて、クラッシュもすごいキャラクターだと思う。
偶然のアクションが楽しいイベントを引き当てた
タートル・トークが終わってから、もう少し時間があったので足を踏み入れてなかったトイ・ストーリーのエリアに行った。 夜だときれいに黄色のライトアップがされていて、どこを向いてもきれいだった。
ある程度写真も撮れたので、トイレに行って帰ろうとした矢先、キャストさんが音楽の鳴るボックスを押しながらトイ・ストーリーのエリアに入っていく場面に遭遇した。あんまり聞き取れなかったけどなんかやるっていうので着いていった。 楽しそうな雰囲気と音楽に吸い寄せられる人種の宿命。
わけも分からずノッてると、音楽の合間でうっすら「ンボリ‥ッキー」「ジャンボリ…やるよー」 みんなでジャンボリミッキーを踊る会が始まった。
割りとど真ん中なんだけど、あんまり覚えてないのでノリと勢いで踊った。なんとかなるものだ。 終わった頃にはそのエリアいっぱいの人がジャンボリミッキーを踊っているような状態で、一体感がすごかった。
みんなでやると楽しいね
パークに来た人もパークの一部
ランドもシーもどちらも歩いている途中で、特に小さい子がシャボン玉を飛ばして歩いているのを見かけた。 そこだけ切り取るとただ子供が遊んでいるだけなんだけど、そのグッズを売っている辺りは特にシャボン玉と雰囲気があっていて、子供はシャボン玉が楽しい、そこに居合わせた人はシャボン玉のアクセントも入ったその場の雰囲気を楽しめるっていう色んな人が楽しい体験を産んでいて凄すぎないか!?と驚いていた。
また、歩いている中で少し横を船が通ったり、少し上を列車が通ったり、アトラクションを待っている列からアトラクションをこれから楽しむ人が見えたりする。そういうシーンで、特にアトラクションを楽しんでいる側の人が今からの人・周りの人に対して行ってくるよーって感じで手を振るシーンがよく見られた。
しかも、あまり一方的ではなく、手を振られた側も自然と笑顔で返していることが多くて、この幸せを与え合っている雰囲気がとてもいいなと感じた。
日常生活だと全然見かけないけど、ここだと起き得て、それが自然発生して広がっていくのがとてもいい文化だなと感じた。
行くまではどんなだろうなとか、正直高いなと思ってたんだけど、色んな思いやりとか優しさを見れたので全然高くないし何ならだいぶプラスだなと思えた。
また計画立てて行きたい